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ヘアサロン髪人 の日記

ラーテルさん

2013.10.11

現在の地球上で、仮に陸上哺乳類が 「タイマン勝負」 をした場合、間違いなく最強王者はアフリカゾウです。
理由は 「気性が荒く、大きくてパワーがケタ違い」 だからです。
仮に、アフリカゾウがチワワくらいの体格であれば、私でも互角に戦える自身があります。

さて、『パウンド・フォー・パウンド最強』 という用語があります。
「『体重に大差が無い状態』 と仮定した場合、最強であろう格闘選手」 に与えられる称号です。
日本でもお馴染みの選手では、元プロボクシングヘビー級王者・マイク・タイソンさんや、元PRIDEヘビー級王者・エメリヤ・エンコ・ヒョードルさんの名前が列挙されます。

体重差が無ければ、一番強い動物って何だろう?
・・・・・
ええ。どうでもいいことです。
書いてる私だってむなしいんです・・・
しかし私は、『パウンド・フォー・パウンド陸上哺乳類最強』 の呼び声高い生き物を紹介しなければならないのです。
ずばり、イタチ科のラーテルという珍獣です。
ええ、『珍獣』 です。
「格闘」 という擬人化した見方をするならば、恐れ知らずの性格・すぐれた?攻撃力・そしてまぎれもなく最強の防御力を持ち合わせたファイターといえます。
イタチ科なので、知能もそこそこ高いはずです。(実際、何かすごくバカっぽいのですが)

それでは、ラーテル3番勝負の開始です。
ROUND1 VS 哺乳類  体がそれほど大きいわけでもないのに、ラーテルさんはかなりオラオラな性格です。  自分よりも大きなライオンさんやハイエナさんに出会っても、  「どけこらっ」  とばかりに向かっていきます。  体の大きなライオンさん・ハイエナさんもオラオラ系です。当然、  「あ?」  と、なります。試合開始です。  攻撃を仕掛けるライオンさん・ハイエナさんですが、ラーテルさんの頭部から背中の皮は、これも最強の呼び声高いヤマアラシさんの針毛さえも防御できるほど分厚く丈夫なゴムのようになっていて、 ライオンさんの爪もハイエナさんの牙も有効打にはなりません。  逆に、ねちっこく脚を攻撃してくるラーテルさんに対して  (何かこいつ、めんどくせぇ・・・)  との感想をお持ちになり、戦意喪失・逃亡の運びとなります。  ラーテルさんのTKO勝利です。
ROUND2 VS コブラ  雑食性のラーテルさんの捕食におけるストライクゾーンはかなり広いです。  同じくイタチ科のマングースさん同様、あのまずそうなコブラさんですらストライクみたいです。  食うか?食われるか?試合開始です。  肉食獣界のスピードスター・イタチ科のラーテルさんですから、コブラさんの攻撃を華麗にかわしてカウンター。  と、思いきや、普通に咬まれたみたいです。  自慢の毒牙による一撃に、コブラさんも  (決まった・・・)  と、思ったことでしょう。  しかし、相手は打たれ強いラーテルさんだったのです。  (何?こいつ倒れねぇ?!)  との感想をお持ちになり、最期はラーテルさんの頑強な爪と牙の餌食となります。  KO勝利のラーテルさんは、かわいそうな、それでいてまずそうな対戦相手のコブラさんをお召し上がりになります。  やけ食いのような、その食べっぷりに  「お前、無理して食ってんだろ」  と、ツッコミたくなります。  すると、食後のラーテルさんがお腹を空に向けて意識を失ってしまいました!  どうやら、咬まれたからか?食べてしまったからか?  コブラさんの毒が身体にまわってしまったみたいです。  ただ、ラーテルさんにはコブラさんの毒に対する耐性があるそうで、この「気絶」から目覚めたら、まるで何事も無かったように立ち去っていくのです。
ROUND3 VS 蜂  ゲテモノもいけるラーテルさんですが、甘党です。  自然界のスイーツ・ハチミツが大好物です。  そんなスイートな部分を、まんまと小鳥のミツオシエさんに悪用されてしまいます。  やはり、ハチミツが大好きなミツオシエさんは、蜂の巣を見つける名人(鳥)です。  しかし、蜂の巣襲撃の計画は立てても、決して自分の手(羽)は汚しません。  襲撃実行犯のラーテルさんを呼びに行くのです。  「ラーテルさん、蜂の巣見つけましたよ」  ラーテルさんは胸を踊らせ、ミツオシエさんの後を追い、蜂の巣に到着します。  早速、蜂の巣を破壊し始めるラーテルさん。試合開始です。  恐れ知らずのラーテルさんは、頭っから蜂の巣に突進します。  お尻に鋭利な針を持つ蜂さんですが、強固な装甲を背負ったラーテルさんには通用しないのでしょう。  と、思いきや、突然攻撃の手を止め  「痛ってぇ!超痛ってぇ!くそ痛ってぇ!」   と、もだえ苦しみます。  どうやら、顔面まで守られていたわけでは無いようです。  「ノーガードの顔面を刺されると真剣に痛い」  と、学習したはずのラーテルさんの何のひねりも無い再アタックは、  「痛ってぇ!まぢ痛ってぇ!」  と、2度目のカウンターをもらう悲劇をまねくだけです。  しかし、この 「ノーガードの打ち合い」 こそが、ラーテルさんのハチミツゲットの戦術なのです。  刺されても刺されても、ラーテルさんは不屈の精神で暴れまくり、ついに、蜂さんが花から花を飛び回って一生懸命集めたハチミツを強奪しました。  その瞬間、おやつのおこぼれをもらうミツオシエさんの判定では、  (バカラーテルの勝ち・・・)  と、なるのです。

以上のようなラーテルさんは、「世界一怖い物知らずな動物」 として、ギネスブックに登録されています。
仮に、そんなラーテルさんを怖がらせようものなら、「飛び道具」 とも言える臭い液体攻撃をかまされてしまいます。
心・技・体・臭。

まさに、ラーテルさんこそ 『パウンド・フォー・パウンド陸上哺乳類最強』 なのです。  

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