ヘアサロン髪人 の日記
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若年性M型脱毛症 VOL②
2013.06.05
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本日来店のお客さんにも聞かれたので書きます。
みなさん、割と興味深いみたいですね。
「還元酵素5αリダクターゼが、男性ホルモンの一種である 『テストステロン』 を 『ジヒドロテストステロン』 に変えてしまう。それが脱毛症の原因」
以上が西洋医学の考え方です。
『若年性M型脱毛症』 に限って言えば、上記の理論は微妙です。
※私は医師ではないので、本来断言することは許されません。けれども、このような事柄は、ある程度きつく言いきらないと響かないと判断し、あえて断言していきます。
男性ホルモンが原因であるならば、「男性ホルモンのかたまり!」的な人ほど、症状があらわれているはずです。
けれども、
①ひげが濃い・THE肉食 = 男性ホルモンが多い人
②ひげが薄い・THE草食 = 男性ホルモンが少ない人
タイプ①の人とタイプ②の人の 『M型脱毛症』 発症率に大きな違いはありません。
つまり、「『若年性M型脱毛症』 と 『ジヒドロテストステロン』 の関係性はきわめて薄い」と判断できるのです。
※ただし、「女性は女性ホルモンに守られているために脱毛症にはなりにくい」というのは事実です。それは痛風も同様です。
以前のブログでも書きましたが、『若年性M型脱毛症』 の発症原因は99%食生活です。
加工食品全盛の時代に育った人たちに発症してしまうのです。
脱毛の理由は実にシンプルです。
「血行が悪く毛根に栄養が運ばれない」からです。
血管をつまらせるおそれのある油分はひかえ目に。
対策について何か書かないと怒られそうなので、2例ほど書いておきます。
①どうしても焼肉なら・・・その前にキムチ
(にんにく&唐辛子には、脂質の代謝を補助するビタミンB6が含まれています。)
②肉を食べるならレバーがオススメ
(レバーには、脂質の代謝を促進するビタミンB2が含まれています。)
以上のような小さな気づかいが、『育毛』 への第一歩です。